うつ病で障害基礎年金2級を受給したケース

1 相談に来られた時の状況(30代、男性、派遣社員)

ご予約のお電話があり、ご本人様が無料相談に来られました。

10年以上前からうつ病で通院していましたがコロナ禍で仕事の内容が代わりその時から不眠、ストレスを強く感じるようになられたそうです。

食欲もなくご家族の作った料理もほとんど食べなくなりました。

また朝起きれなくなり会社も休みがちになり休みの日も外出することはなくなったそうです。

また残念ながら派遣は二か月後に辞めることになりました。

ご本人様一人で出来る行動には限りがあり家族が食事洗濯など身の回りのことを全てサポートしている状況でした。

2 当センターの見解

ヒアリングをさせていただく中で国民年金は今まで全て払ってきたとのことでしたので10年前の初診日の証明を以下に取得できるかがポイントだと考えました。

また現在の状況は障害等級の2級くらいなのではないかと判断しました。初診日当時は国民年金に加入中だったため2級以上をなんとか受給したいという思いで

様々なことをヒアリングさせていただきました。お仕事も辞められるタイミングでしたので体調が悪く退職することを申立書で訴えていこうと考えていました。

 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと

①初診の病院に連絡すると大病院だったこともありまだカルテが残っていることが判明しました。すぐに受診状況等証明書の取得を行ないました。

②障害認定日の診断書も取得しましたが申請できる内容ではなかったことからご本人様と改めてご相談の上、今回は事後重症請求をすることにしました。

③ヒアリングしました内容を一資料として通院中の病院へ診断書とともにお渡しして診断書の記載のお願いをしました。本人様の経過、状態が的確に反映された診断書が完成しました。

④ヒアリングをした内容、職歴、通院歴などをまとめて「病歴・就労状況等申立書」を作成しました。

4 結果

申請から結果が出るまで2か月と非常に早く進められた案件でした。

結果、障害基礎年金2級の認定通知を受けることができ、約80万円の年金を受給することができました。

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