1 相談に来られた時の状況(50代、女性、無職)
ご予約のお電話があり、ご家族が無料相談に来られました。
当初は面談にはご本人様も参加していただける予定でしたが体調が悪くご家族の方が代理で来られました。
詳しくお話を聞くと1年半ほど前から不眠に悩みこの半年ほどは抑うつ症状も出だし徐々に外出することが困難になっているとのことでした。
また家でも横になっている時間が増え家事もほとんど出来ない状態でした。
ご本人様一人で出来る行動には限りがありご家族総出で日常生活のサポートをしているとのことでした。
2 当センターの見解
ご本人様は専業主婦をされておりご主人の扶養に入っていたため保険料納付要件は満たしていると判断できました。
初診から現在に至るまでいつ、どのくらい通院したのか、体調はどのように悪いのかなどをご主人様がきっちりとまとめてくださっていましたので
ご本人様とは直接お会いしてはおりませんが大体のことはご主人様のまとめた資料で把握することが出来ました。
初診から現在までちょうど1年6ヶ月であったため認定日請求を行ないました。
3 サポート依頼を受けてから年金請求までに行ったこと
①ご家族の方を通して現在までの経過や症状等を再度ヒアリングし、参考資料としてまとめ、通院中の病院へ診断書の作成依頼を行いました。
初診から現在まで全ての経過を診ていただいている先生であったこともあり、ご本人様の経過、状態が的確に反映された診断書が完成しました。
②ご家族の方にヒアリングをしていただいた内容、ご本人の体調をまとめたご主人様の資料を参考に「病歴・就労状況等申立書」を作成しました。
4 結果
ご家族の方が日常生活のまとめを作って頂いていたため病歴就労状況等証明書は非常に早く作成することが出来ました。
申請から結果が出るまで2か月と非常に早く進められた案件でご家族の方が日常のサポートをされておりメモ書きベースでその日の体調などをまとめておられたおかげでした。
結果、障害基礎年金2級の認定通知を受けることができ、約80万円の年金を受給することができました。